インターンの小川功毅です。
本コラムは、目標設定のコラムの第4回(最終回)になります。
このシリーズでは、弊社の講義型研修の一つである「わかりやすい目標を立てる-目標設定-」の内容の一部を抜粋しながら、目標設定について考えていきます。
第1回のコラム『明確な目標を立ててみた!‐その1「シングルループ/ダブルループ」』はこちら。
第2回のコラム『明確な目標を立ててみた!‐その2「定量目標/定性目標」』はこちら。
第3回のコラム『明確な目標を立ててみた!‐その3「範囲と期限」』はこちら。
そして、今回は4つ目のポイントとして、業績目標と行動目標を紹介しながら、私も目標を立てていきます。
これから目標を立てようと思っている方や、実際に立てている目標があるという方は、ぜひ私と一緒に目標を立てたり修正したりしながら、目標設定についての学びを深めていただければ幸いです。
「業績目標」と「行動目標」を上手に組み合わせる
目標は、業績目標と行動目標に分けることもできます。
業績目標とは、成果や結果を基準とした目標であり、
行動目標とは、自らの行動自体を基準とした目標のことです。
業績目標は、最終的な結果として、期限になったときの一時点で評価されます。
対して行動目標は、自分(自分たち)自身の行動を対象とするため、期限までの行動のプロセスを評価するものです。
そのため、業績目標を立てたとき、それを達成するための行動目標を立てることができます。
このように組み合わせることで、最終的な成果を評価することができるとともに、そのプロセスも評価することができます。
さらに、業績目標だけでは、遠いゴールのためにどのような行動を取ればよいか迷ってしまったり、
行動目標だけでは、行動だけして成果が上がらず、やった気になっただけになってしまったりしてしまうでしょう。
だからこそ、これらを組み合わせることで、明確な成果を見定めたうえで、その達成のための行動をとれるようになるのです。
実践:家事における行動目標を立ててみる
私は、初回に立てた「家事を後回しにせず、自ら進んで取り組めている状態」という目標は、行動目標に当てはまります。
私自身が「家事を後回しにせず、自ら進んで取り組む」という行動ができているかどうかが基準になります。
実践:家事における業績目標を立ててみる
また、家事における業績目標としては、こまめに写真を撮影することを決めました。
例えば、料理を作った際には必ず成果として記録する。
掃除をして綺麗になった部屋を写真に残しておく。
そうすると、今年の終わりには、たくさんの家事の成果が写真に残っているはずです。
日々の家事の写真(成果)を、年末にまとめて振り返り、業績目標として評価することができます。
おわりに
これまで4回にも渡って目標設定について紹介し、私自身も目標を立てていきました。
実際に立ててみたことで、こうやって目標を立てていくのかと身に染みて体得することができました。
ぜひ皆様も目標を立てていく際には意識してみてください。
長い間お付き合いいただき、誠にありがとうございました!!
私たちは、数年かけて成し遂げたい大きな目標から、その日のToDoのような小さな目標まで、日々さまざまな目標に触れています。
だからこそ、目標設定が少し上手くなるだけで、その日の業務も一変し、数年スパンの大きな成長も見込めると思います。
日々すっきりと明確な目標を立てることを意識しながら、上手な目標を立てていきたいものです。
なお、今回のシリーズでピックアップしている項目は「わかりやすい目標を立てる-目標設定-」のほんの一部です。
本研修の詳しい内容についてご興味を持っていただけましたら、以下のお問い合わせフォームよりご連絡ください。
▼お問い合わせフォーム
https://www.kaleidosolutions.com/contact/
▼商品ページ「わかりやすい目標を立てる-目標設定-」
https://www.kaleidosolutions.com/service/lecture/goalsetting
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カテゴリー: 13GOALS ,コンテンツ ,メンバーコラム
公開日: 2020年11月26日