タスクゲームの発掘【温故知新PJT】 | ゲーム研修で人材育成を内製化 | カレイドソリューションズ

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タスクゲームの発掘【温故知新PJT】

以前、段取りの研修の一環として、「タスクゲーム(仮称)」を開発したのは2015年のことでした。タスクゲームは、パッケージ化を行っていないので、商品名はついていないのですが、「タスクマネジメント」や「ホウレンソウ」を学べます。

参加者には、ゲーム開始時に3日間のスケジュール表と、設定情報(本社や客先との距離など)、初日のタスクリストが与えられます。タスクは、全部終えられるような量ではなく、効率よくやっても終わらないようになっているため、仕事の優先度を決めてやるべきこと、やるべきでないことを決めなければなりません。

スケジュール

更に、タスクによって、行うべきロケーションが指定されているので、移動もしなければならないのです。

移動で行ったり来たりしていても成果はでませんから、同じ場所で行うものは複数関連付けた方が効率はよくなります。各参加者は、どのタスクをいつ、どこで行い、どのように移動するのかなどを考えていくことになるのです。

更に、ホウレンソウの要素もあり、ホウレンソウを行う場合、時間を取られる一方で、アドバイスが得られ、翌日以降のタスクを前借できたりします。結果的に、ホウレンソウはした方が良いようになっていて、ホウレンソウを軽視してはいけないことも分かるようになっています。

全部で32のタスクがあり、更に移動やホウレンソウ、ランチなどがあり、納期遅れや、作業漏れなど、内容次第で加点や減点があります。

本ゲームは、業務処理を伴わないインバスケット演習のようなもので、大量の情報があり、情報を関連付けて効率よく、前工程・後工程を意識しながら、重要度の高いものから片付けていかねばならないという点で、とても面白く、かつグループで話し合いながら短時間で終わるようになっています。

こうして振り返ってみると、このゲームもやはり自分の仕事観が強く出ているように思いますし、自分が日々社内の部下指導で行っていることがゲーム化されたものだなとつくづく感じます。

インシデントプロセスと段取りチキンの奇妙な関係

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