開発背景 〜このゲームはこんな想いから作られました〜
「FB職人」は、部下や後輩の育成に必要なフィードバックのポイントを理解する研修ツールです。
日々の業務の中で、部下や後輩の行動に対してフィードバックをする場面は数えきれないほどあるでしょう。普段のフィードバックを効果的に行えば、フィードバックを受けた側の態度や行動は改善し、パフォーマンスの向上につながります。しかし、フィードバックの重要性は高い一方で、難しいという声を多く耳にします。その一因に、フィードバックは、個人の勘や経験に依存しがちな現状があります。「FB職人」では、フィードバックに必要なポイントを「情報通知」と「進捗」の2つの要素をもとにカード化し、効果的なフィードバックの学習を可能にしました。ゲームの中でメンバーの役割や行動を見て実際にフィードバックをする活動を通して、定時面談だけでなくOJTや同行・同席などあらゆる場面でのフィードバックがより得意になることを目指して開発されました。
ゲームの概要〜このゲームについておおまかにご説明します〜
3人の社員(メンバー)から1人を選択し、それぞれの仕事の場面が書かれたカードを見て、リーダーになりきりフィードバックをします。参加者はフィードバックをするリーダー役、フィードバックを受けるメンバー役、フィードバックの良し悪しを判定する判定役に分かれます。判定役はフィードバックに盛り込むべきポイントが書かれた「いいねカード」と、言ってはいけないポイントが書かれた「びみょーカード」の2種類に基づき、リーダー役のフィードバックを判定します。フィードバックをするごとにテーブル内で必要な要素・不要な要素を振り返り、役割を交代して繰り返すことで、自然とフィードバックの要点が学習できるだけでなく、自分や他者のフィードバックの良い点・問題点を知ることができます。
用途〜普段こんなことを思っている方におすすめです〜
勘や経験に頼らない
フィードバックを知ってほしい
現場の社員育成の質を
向上させたい
フィードバックの上手い
管理職を育てたい
自分のフィードバックを
内省してほしい
学習ポイント〜このゲームで習得できる理解や認識など〜
- フィードバックの要点の段階的な理解
- 面談だけでない、日頃のOJTなどで行うフィードバックの場面の理解
- フィードバックでおさえるべき要素・避けるべき要素の理解
- 他者を通した、自身のフィードバックの良し悪しの理解
特徴〜このゲームの特徴や仕組みなど〜
- 初学者でも理解できるようフィードバックの要点をカード化
- 知識項目を段階的にインプット・反復訓練できるゲームルール
- じっくりな会話を効率よく行える「ロールプレイング型」
- 異なる立場・状況でフィードバックを行える、豊富な「場面カード」
- 「問題行動」だけでなく、「光る行動」にも言及できる場面構成
- 客観的にお互いのフィードバックを観察し合える仕組み
- フィードバックモジュールが付属
スペック〜このゲームの仕様について〜
参加可能人数
3-4名/テーブル
所要時間
1時間〜3時間
対象層
ALL
運の要素の強弱
弱い
ルール説明の難易度
やや易しい
オンライン
応相談
カリキュラム〜このような流れでゲームを進めます〜
0:10
ステップ1「物品準備・役割の決定」
カード・ついたてを準備します。準備が終わったら、テーブル内でリーダー役・メンバー役・判定役に分かれ、設定された役割の異なる3人のメンバーから、フィードバックの受け手となる相手を選びます。
0:15
ステップ2「フィードバックの準備」
リーダー役・メンバー役はメンバーカードを読み込み、フィードバックをする上で役になりきる準備をします。判定役はついたての内側に判定に使う「いいねカード」、「びみょーカード」を置き、ついたてに書かれたメンバーの情報を同様に読み込みます。
0:20
ステップ3「フィードバック・判定」
場面カードをめくり、書かれた部下の状況や行動に基づいてリーダー役はメンバー役に対してフィードバックを行います。判定役はフィードバックが終わったら「いいねカード」「びみょーカード」の基準に基づいて判定を行います。
0:25
ステップ4「フィードバックの感想」
リーダー役・メンバー役・判定役がそれぞれフィードバックの感想を述べます。
0:55
1:00
段階的に学ぶことでフィードバックの全体像がみえるようになった。
ロープレによってフィードバックの本質を学ぶことができた。
ロープレの評価の観点がそのままフィードバックの重要ポイントになっていて、自然と習得できた。
フィードバックされる側の視点で考えることの重要性が理解できた。
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