開発背景〜このゲームはこんな想いから作られました〜
アサーティブ(アサーション)の概念を取り入れたコミュニケーションゲーム研修「イエナイヨ」の工場向けバージョンです。長時間ラインから離れにくい、大勢を同時に抜くと操業に影響がでる、座学ではなく体験を好む従業員が多い、自分に近い事例だと理解してくれるといった特徴を持つ工場に対応しています。 工場内でのコミュニケーションには、オフィスワークの職場とは大きく異なり、機械音で声が届きにくいなど環境的な困難があります。コロナ禍での黙食や喫煙所の利用制限や飲み会の禁止等がこれに拍車をかけ、コミュニケーションが減少しました。このような背景から、現場の雰囲気の悪化やエンゲージメントの低下、その結果、ハラスメント事案の増加や、事故や離職の増加にもつながっています。このような現状による工場での対人スキル(ノンテクニカルスキル、ノンテクスキル)教育のニーズの高まりを受け、弊社の人気コンテンツである、言いにくい状況に対して発言内容を考え、その内容にアドバイスが得られるビジネスゲーム「イエナイヨ」の工場版を作成しました。工場特有の少人数・短時間・内製・体験型のニーズに沿ったゲームを通じて、工場内での風通しの良いコミュニケーションを期待できます。
用途〜普段こんなことを思っている方におすすめです〜
我慢して自分の気持ちを
表現できない社員を減らしたい
言葉遣いに配慮が足らず
他者を不快にする社員を減らしたい
質の高いコミュニケーションで
事故を防止したい
遠慮せずコミュニケーションできる
風通しの良い工場を作りたい
ゲームの概要〜このゲームについておおまかにご説明します〜
テーブル内で完結する3~5名用のカードゲーム型ビジネスゲーム教材です。参加者は工場で働く従業員の立場となって、数枚の本音が言いたくても言えない状況の記載されたカードを見て、本音をどのように伝えるかを検討し、発表します。周囲の参加者はその発表に対して投票します。その投票結果を振り返り、フィードバックを行うことで、自己の表現の傾向を知り、他者の発表を聞くことを通じてよい表現・悪い表現が分かるシンプルなビジネスゲームです。
学習ポイント〜このゲームで習得できる理解や認識など〜
- アサーティブ・アグレッシブ・ノンアサーティブの概念を実践を通じて理解できる
- 工場で働く上で、気を付けるべきコミュニケーションのポイントを理解できる
- 自分の発言の癖や傾向を客観的に理解できる
- 他者の発表からよい表現・悪い表現を学べる
- 表現に配慮すれば言いたいことが言えることを認識できる
特徴〜このゲームの特徴や仕組みなど〜
- 概念としては分かりやすい反面、実践が難しいアサーティブコミュニケーション(アサーション)をカードゲーム化
- 「言いたくても言えない」人の発言をゲームのルールが促進
- 「言えるけど配慮に欠ける」発言を即時の投票・フィードバックで軌道修正
- 発表型と応酬型の難易度・楽しさの異なる2つのルールで段階的な反復訓練が可能
- 工場でありがちなシチュエーションを収録
📺関連ウェビナー〜関連するウェビナーやオンライン説明会〜
スペック〜このゲームの仕様について〜
参加可能人数
4名〜25名
所要時間
2時間~4時間
対象層
工場労働者
運の要素の強弱
やや弱い
ルール説明の難易度
易しい
カリキュラム〜このような流れでゲームを進めます〜
0:00
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講義
アサーション(アサーティブコミュニケーション)の説明
アサーション(アサーティブコミュニケーション)について講義します。
0:15
練習
ショートディスカッション
練習問題で講義内容の理解を深めます。
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0:40
1:20
1:25
1:40
振り返りシート共有&ディスカッション
ゲームを行って気づいたことなどをディスカッションします。
1:55
バリエーション〜このゲームには複数のバリエーションがあります〜
一般社員向けの「イエナイヨ一般社員版」、また、管理職向けの「イエナイヨ管理職版」、 さらに
よりリアルな状況をイメージできるよう「イエナイヨスーパーマーケット版」など複数のバリエーションがあります。
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