仕組みの類似性を想起させる振り返りのやり方とは? | ビジネスゲーム研修で人材育成を内製化 | カレイドソリューションズ

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仕組みの類似性を想起させる振り返りのやり方とは?

仕組みが似ていると想起しやすいとはいえ、ただ仕組みが似たゲームをやっただけでは、実務に活かすことはおぼつきません。では、どのようにすれば、実務に活かせる振り返りができるのでしょうか。

気づいたことをアウトプットする「発散系」の振り返りは効果的です。当社は発散系の振り返りが好きなのでよく実施するのですが、実はもう一歩進んだ振り返りが効果的です。(振り返りはやればやるほど学びは深まりますが、投入時間は増えますので悩ましいところです。)

それは、「アナロジーを自分で生成させる」ことです。といっても難しいですね。

アナロジー(=類推)を自分で生成するとは、

「Aという状況の時に、Bという解決策をとることで、Cという結果につながる」

という関係構造で学びをまとめあげることです。

こうすることで、

     

  • ゲームでは「Aという状況の時に、Bという解決策をとることで、Cという結果につながる」ことがわかった
  •  

  • だから、実務に適用したら「Aという状況の時に、Bという解決策をとることで、Cという結果につながる」のではないか

と考えられるようになります。

ここは私も時間の関係で十分にできていなかったので、新たにワークシートを作成し、導入済みのお客様に配布するなど工夫するつもりです。

ただ、実はこれだけでも十分なのですが、更に想起をうながす秘策があります。それは次のエントリで書きたいと思います。今回で、「保管した記憶を思い出せない」話は終わりで、次回は「記憶をどのように保管すればよいのかわからない」話に入っていきます。

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