【中途社員コラム】“主人公”を生み出す研修~現場で見たゲーム研修の価値~ | カレイドソリューションズ



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【中途社員コラム】“主人公”を生み出す研修~現場で見たゲーム研修の価値~

入社して3か月が経過し、様々な企業の研修を見学させていただく中で、とある企業の新入社員研修において、ゲーム研修がもたらす価値を強く実感した場面があった。今回はそのときの印象的なエピソードを紹介したい。

主体的な働きかけが勝利のカギとなるゲーム研修「パラダイス」

その研修では主体性・オーナーシップを学ぶことを目的とし、「パラダイス」というゲーム研修を使用した。「パラダイス」は個人対抗で利益額を競う経営シミュレーションだ。グループワーク形式ではあるが、自分の利益だけを考えていては勝てない。マーケット全体や他者の動きにも目を向け、積極的に協力や交渉を働きかける必要があるという点がリアルで、とても面白いゲーム研修だ。

主人公は自分だ

参加者は皆とても熱心に研修に取り組んでいた。かつて私が前職で受けた座学中心の研修では、真面目な人でさえも眠くなったり、集中力を保てなかったりする場面があった。だが、この研修では、全員が「自分が主人公だ」と言わんばかりの勢いで、目を輝かせていた。さらに印象的だったのは、休憩時間や研修終了後にも、どうすれば勝てるのかを話し合っている姿だった。決められた研修時間の中だけで終わるのではなく、もっと上を目指したいという前向きな姿勢がそこにはあった。

この光景を目にしたとき、ゲーム研修の価値を改めて実感した。ゲーム研修は当事者意識をもって主体的に参加することで、深い学びが得られ、実践への定着率高いと言われている。まさに今回のケースではゲーム研修の真価を感じられるものであった。実際に、研修実施後のアンケートでは「実務にも活かしたい」「すぐに使えそうだ」といった意見が多数上がっていたのはとても印象的だった。

より多くの人が主人公になれるように

まだ入社して3か月ではあるが、アクティブラーニングに興味を持ち、主体的な学びを多くの人に提供したいと考えて入社した自分にとっては、すごく価値のある研修を見せてもらったような気がする。何より、楽しみながらも前向きに取り組んでいる新入社員の皆さんの姿に、私はとても勇気をもらった。これからもこの会社で「自分が主人公」だと、参加者がそう思える研修を提供できるように尽力していきたい。

【中途社員コラム】~ゲーム研修で “主体的な学び” を提供する~

【中途社員コラム】~主体性とオーナーシップを育むゲーム研修~

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