会社の成り立ちに関する研修の発掘 | ビジネスゲーム研修で人材育成を内製化 | カレイドソリューションズ

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会社の成り立ちに関する研修の発掘【温故知新PJT】

新入社員は会社とはどのようなものかがわかっていないことがあります。また、会社がどのようにしてゴーイングコンサーンを実現しているのかといったことも、教わらないとわからないでしょう。

当社では、とある会社から、ビジネスパーソンに求められること、会社とは、会社の役割、ミッション・ビジョン・バリューといったことを学ばせたいというご要望を受け、簡単な講義+ワークの資料を作成しました。

講義が中心の研修のため、内容については詳しくは書けない部分もありますが、まず、「ビジネスパーソンに求められること」については、”就業観”に関係する内容を書いています。当社では”就業観”について”セルフリーダーシップ”/”ビジネスマインド”というコンテンツがありますが、その原型ともいえるでしょう。

会社とは、会社の役割、ミッション・ビジョン・バリューでは、上述の会社の定義から始まって、社会貢献と利益追求を両立させながら、ゴーイングコンサーンを実現していくことを挙げ、そのために表明するものとして、ミッション・ビジョン・バリューを紹介しています。当社らしく、しっかりと言葉の意味から説明していて、今と変わらないスタイルを確認することができます。

ミッション・ビジョン・バリューは、この後、2011年にもビジネス週刊誌の対談企画で即興でゲームを作るという内容で取材され(記事にはならず)、2014年にも食品製造の会社で突き詰めて考えていき、2018年には「かちかち山」という形で価値の部分についてのみゲームになりました。

本研修では、とある会社(事例ではホンダと日立)とそのミッションを挙げ、その後、ミッションの中身から会社名を当てるワークをしています。また、最後に自社のミッション・ビジョン・バリューを書きだすという仕掛けで研修を終えています。

この枠組みは、部分→全体、全体→部分という活動を繰り返すことによって、知識の定着を図るものです。この仕組みを見直すことで、その後2018年に「ザ・フレームワーカー」で暗記系コンテンツにチャレンジし、部分→全体、全体→部分という活動を繰り返すコンテンツを創ったことを思い出しました。過去の取り組みが時間を経て昇華されて次の世代のコンテンツになっているのです。

この研修には続編があり、「ビジネスの全体像」というものが続きます。このスライドは、現在は財務会計の研修あたりに受け継がれて一部使われていますが、少し長くなってきたので、「ビジネスの全体像」については機会があれば書きたいと思います。

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