最近、どのような研修にニーズがあるのかという問いかけを受けた時に、ふと思ったことなのですが、
「大切だけど、誰からも教わらないこと」
なのではないかなと思いました。
- 例えば、一つは学校で選択しなかったもの—財務など
- 例えば、経験しなかったこと–危機的状況の乗り切り方など
- 例えば、コミュニケーションの仕方など
上記のようなものに対するものが、企業向け研修では長く残っているのではないかなぁと思います。
先日、「モチベーションマジック」というビジネスゲーム研修コンテンツをリリースしました。このコンテンツは、「モチベーションをあげる」のではなく、モチベーションが下がったときに、「切り替える」ことに特化した風変わりなコンテンツです。
これまでの人生で、友人や家族、恋人などが、困った状況に陥ったというのを目にしたことはあると思います。ところが、そのようなときに、「どのようにしてその困難な状況から立ち直ったのか」という思考プロセスを実際に見たという人はあまりいないのではないでしょうか。
他者の思考の切り替え方というのは、非常に示唆に富むものなのですが、なかなか目に見えないものであるだけに、学ぶ機会がすくないのです。これを見える化できるのがモチベーションマジックで、思考の切り替え方を発表し続けることで、自分は考えて切り替える類型を学び、他者からは他者の思考プロセスを盗むことができます。
この結果、困難な状況からの早期の切り替えが可能になるのです。最近、レジリエンスという言葉がとても使われるようになってきていますが、この研修もレジリエンスを獲得する一つの手段ではないかなと思います。
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公開日: 2011年11月1日