組織市民行動ゲーム「成果の達人」 | ビジネスゲーム研修で人材育成の内製化を支援|カレイドソリューションズ

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組織市民行動ゲーム「成果の達人」

開発背景〜このゲームはこんな想いから作られました〜

「成果の達人」は、組織の利益に直接的に貢献する「成果(業績)行動」と、間接的に貢献する「組織市民行動」(OCB:Organizational Citizenship Behavior)のジレンマを体験できるビジネスゲーム研修です。
組織市民行動とは、「他者や組織を支援することで、組織の長期的な利益に貢献する個人の行動」です。労働政策研究・研修機構(2006)の調査によると、昨今の日本の職場では、多忙化が進み,短期的な成果の出にくい組織市民行動に対して消極的な姿勢が伺えます。しかし、組織市民行動は従業員及び組織全体へのポジティブな効果を持つとする研究結果(田中2012)もあり、組織市民行動の重要性が再検討されています。組織市民行動を、誰がどの程度行うべきかは、答えのない問題として議論され続けてきています。本ゲームでは、成果行動と組織市民行動をどのようなバランスで行うべきなのかを、ゲームを通じて学びます。

用途〜普段こんなことを思っている方におすすめです〜

  • 職場での助け合いの風土を
    復活させたい

  • 組織に貢献する「可愛がられる」
    新人を育てたい

  • 短期成果だけでなく長期成果も
    意識した行動を体感させたい

  • 管理職に組織の全体像を
    意識させたい

ゲームの概要〜このゲームについておおまかにご説明します〜

本ゲームは、テーブル内で完結する3~4名用のゲームです。参加者は業績が低迷している架空の会社の営業職として、カードに記載された成果行動をとるのか組織市民行動をとるのかを決定します。参加者の目的は、個人の目標達成と組織の目標達成の双方を満たすことです。本ゲームにおいて組織の目標を達成するためには、テーブル内で成果行動と組織市民行動のバランスを取る必要がありますが、個人として勝利するためには、成果行動のみが必要となります。このジレンマを体験し振り返ることで、参加者は現実の組織における自身の行動を検討することが可能になります。

学習ポイント〜このゲームで習得できる理解や認識など〜

  • 成果行動と組織市民行動のバランスを取る経験を通じて、組織市民行動が組織の利益に貢献していることを理解する
  • 組織は成果行動と組織市民行動の片方だけでは存在しえず、両者のバランスが重要であることを理解する
  • 職場の状況をみて、求められる行動をとる重要性を理解する

特徴〜このゲームの特徴や仕組みなど〜

  • 協力と競争が共存する現実の組織の状況を体験できる
  • 目先の短期的成果偏重を是正できる設計になっている
  • ゲームよりも振り返りのディスカッションで学びが深まる設計になっている
  • 短時間/少人数でも実施できる
  • 研究者との共同制作・実験を踏まえた効果の裏付けがある

📺関連ウェビナー〜関連するウェビナーやオンライン説明会〜

スペック〜このゲームの仕様について〜

  • 参加可能人数

    参加可能人数

    4名〜28名

  • 所要時間

    所要時間

    2時間~3.5時間

  • 対象層

    対象層

    若手

  • 運の要素の強弱

    運の要素の強弱

    普通

  • ルール説明の難易度

    ルール説明の難易度

    易しい

  • オンライン

    オンライン

    オンライン不可

カリキュラム〜このような流れでゲームを進めます〜

  • 0:00
    オリエンテーション

    ゲーム研修になれていない場合はしっかりと

  • 0:10
    ルール説明

    練習ラウンドとあわせて理解させる

  • 0:20
    練習ラウンド

    1度通して練習する

  • 0:35
    第1ラウンド

    通常ルールで実施する

  • 0:45
    ディスカッション&振り返り

    戦略だけでなく、職場の話も出るように工夫する

  • 0:55
    休憩

  • 1:00
    第2ラウンド

    別ルール1で実施する

  • 1:10
    ディスカッション&振り返り

    戦略だけでなく、職場の話も出るように工夫する

  • 1:20
    第3ラウンド

    別ルール2で実施する

  • 1:30
    ディスカッション&振り返り

    戦略だけでなく、職場の話も出るように工夫する

  • 1:40
    結果発表

  • 1:50
    講義

  • 1:55
    ワーク:職場を考える

  • 2:05
    アクションプランシート

  • 2:15
    総括

リアリティがとてもあったので、実際の業務に結び付けやすく、考えさせられる部分が多くありました
守ることではなく、攻めることだと思って個人成果を目指したら会社がつぶれてしまった。
自分勝手な行動をとりすぎるとバランスが崩れ、周りに悪影響を与えてしまう。ときに自分を犠牲にしてでも自分の成果よりも会社の成果を考えなければいけない。全体を見渡すことで戦術が変わる
まず、組織市民行動がカードになっていて、それを読み上げることで知らず知らずのうちにどんなことが求められているのかが意識させられる点が良いと感じます。
論文を拝見しましたが、企業研修でも研究を踏まえて作成されていることにまず驚きがありました。特に「良い新人」というキーワードを足掛かりに進めていくところは大いに参考になりました。
数字に着目するゲームですが、勝とうと思うと嫌でも組織市民行動と成果行動のバランスを見なければなりません。序盤は自分の手札しか見ていない新人が、徐々に他者の手札を意識し始めていくのは、仕事と同じだと感じました。広い視野、大事です。

実績〜これまでの導入実績や、対象となる企業様〜

  • 大手製薬会社
  • 外資系医薬品メーカー
  • 電機メーカー
  • 大手金属製品メーカー

関連リンク〜関連するゲームや開発秘話など〜

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