モチベーションマジックを開発してからしばらくして、モチベーションマジックの医療的側面に注目したことがありました。
最近、メンタルヘルスの問題が企業で深刻化しています。本当に深刻化してしまうと、心療内科であったり、精神科であったりという医療行為の出番なわけですが、会社においては、そこまで深刻ではないけれども、いろいろなことで思い悩んでいる会社員が沢山いるのではないかと思うのです。
若手の離職などは、気持ちの切り替え方を知らないために、離職という形で逃避行動がでてしまい、転職先でも同じことが繰り返され、渡り鳥になってしまっている人がいたりします。中にはとても優秀な人もいると思うのですが、ちょっとしたボタンの掛け違えで不幸な結果になってしまうことがあるのです。
ボタンの掛け違えと書きましたが、物事のとらえ方のボタンを掛け違えるということがあります。物事のとらえ方のボタンを掛け違えてしまうと、物事の悪い側面しか見えなくなってしまったり、視野狭窄になってしまったりして、よろしくありません。
このような物事のとらえ方を変えることを「認知療法」といいます。精神科医の先生に確認したところ、モチベーションマジックは認知療法と言ってしまって差支えがないということでした。
おそらく正式には医療行為だと思うので、あまりインスタントな方法で使ってしまうのには恐れもあるのですが、受講した方から、「私のお気に入りのマジックは○○マジック!」とか「部下に受けさせたい!」という声をうかがうに、頑張って作ってみてよかったなと心から思います。
カテゴリー: コンテンツ ,モチベーションマジック
公開日: 2011年11月3日