概要
カレイドソリューションズ株式会社(東京都新宿区、代表取締役:高橋興史)は、ゲームを使ってパワーハラスメントを防止する研修ツール”ボスの品格”を2018年7月20日にリリースします。「ボスの品格」では、講義では伝えきれない、他者と自分のズレ、架空の部下と自分の認識のズレなどを体感し、研修参加者間でのパワハラへの「感度」を認識することで、是正の可能性を探ります。
ゲーミフィケーションだから実現できるパワハラへの認識のズレの調整
パワハラを考える上では、「相手がどう思うか」の洞察が重要です。自分が「パワハラではない」と思っても、相手が「パワハラだ」と思ったらパワハラとなります。このため、上司は「相手からの見え方」を学ぶ必要がありますが、従来の研修では、「相手からの見え方」をフィードバックされる機会は少ないのが実態でした。「ボスの品格」では、ゲームの仕組みを盛り込み、架空の簡易な事例を大量に比較することで、主観の差を浮き彫りにできます。上司の行動に対して参加者がパワハラと感じるパワハラ度を集計し、その強弱から自分の認識と他者の認識のギャップを学習し、認識を改めることができます。
更に、カードを使ってゲーム性を持たせたことで、「どんな結果になるんだろう」というワクワク・ハラハラを感じながらゲームができます。2012年に開発した満足度の高い別なビジネスゲームの仕組みを用いているため、新製品ではありますが高い満足度が期待できます。
何が解決できるのか
厚生労働省の調査※では、パワハラ対策は、1000名を超える企業では、88.4%を超えるなど、もはや常識といっても良い施策です。管理職への研修に限定しても82.3%を超えるなど、幅広く取り組みが行われています。一方、当社の顧客企業群では、パラハラに関する教育が繰り返される結果、単なる講義では意識を高める効果が薄まっているという悩みを聞くことも増えました。
また、同調査では、パワーハラスメントを受けたことがあるとする人は32.5%に上りました。また、パワハラは従業員の心身に影響を与えるなど、企業業績に与える影響も大きく、多くの企業が経営上の重要課題だと認識しています。本コンテンツは、パワハラの数多くの事例に対する管理職間・管理職と一般社員間・一般社員間の目線をあわせることで、パワハラについての意識を高めることを目指すものです。
活用イメージ
1)パワハラ防止研修のヒトコマとして
当社は、研修の内製化支援を事業領域としております。本ツールは、多くの企業で定期的に行われているパワハラの防止を目的とした研修のうち、パワハラの認識に関する部分を強化することを想定しております。
2)上司と部下の認識のすり合わせ
上司向け以外にも活用できます。本ツールは、上司と部下の認識のすり合わせに活用できます。上司がパワハラと感じるものと、部下がそう感じるものはかなり異なり、本ゲームでは上司と部下のカードのレイティングを比較することで、上下の温度差が理解できるようになります。
提供形態
・レンタル(有期ライセンス)でのご提供となります。
・弊社研修の定期購読サービス「ずっとも」にお申し込みのお客様については、その提供物のひとつとして、無期限にライセンス利用が可能です。
参考URL
※職場のパワーハラスメントの実態調査
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000165756.html
ボスの品格:商品ページ
https://www.kaleidosolutions.com/service/game/power
研修の定期購読サービス「ずっとも」
※本サービス加入者には無期ライセンスが付与されます
https://www.kaleidosolutions.com/service/new_service.html
カテゴリー: プレス情報
公開日: 2018年7月20日