こんにちは、学生インターンの小川功毅です。
先日、ゲームを用いた研修を企業の人材開発部門が外部講師に頼らずにオンラインで実施できるプラットフォーム「リソーシズ(ResourSeeds)」のリリースを発表し、6月15日よりご提供いたします。
今回は、このリソーシズの開発に対する想いを、開発メンバーの目線でご紹介したいと思います。
コロナ禍でも、体験型研修を受けてほしい
「リソーシズ」には、コロナ禍においても学習効果の高い体験型研修をご提供したいという想いが込められています。
研修は三密が懸念され、特に集合研修は感染リスクも高く、体験型研修はめっきり減ってしまいました。最近は、研修のオンライン化も進んでおりますが、講義型研修がほとんどで、開発コストが高く、遠隔での実現が難しい体験型研修のオンライン化は進んでいないのが現状です。
しかし、このコロナ禍であっても、研修ニーズが減ることはありません。にもかかわらず、体験型研修が少ないとするならば、学習の機会そのものが減ってしまっているのです。
そこで、「オンラインで」かつ「内製で」体験型研修を実施していただけるように、「リソーシズ」を開発いたしました。
体験型研修を、“オンライン”で
弊社はビジネスゲームを用いた体験型研修を強みにしております。
しかし、前述の通り体験型研修をオンラインでご提供しようにも、大きな壁があり、強みを活かすことができませんでした。
オンラインで“体験”を再現することの難しさや、セキュリティやプラットフォームの選定、さらにはゲームのコンテンツをオンラインで提供することの難しさなどの困難がありました。
これらの課題に対して、1年以上試行錯誤を繰り返しながら1つ1つ解決し、ようやくオンライン上で多くの体験型研修をご提供できるようになりました。
特に、ゲーム研修のオンライン化については以下の2つのステップがありました。
『1:同時編集機能の活用』
→しかし、ゲーム研修は複雑なため、どうにもならないことも多くありました。例えば、カードをひっくり返したり、周りの人には見えない形で隣の人にカードを回したりすることができません。
『2:プログラム開発』
→そこで、各コンテンツのために、プログラムを開発することで実現できました。プログラムを作るためには膨大な技術的知識やコストが必要ですが、多くの工夫により開発することができました。
このような経緯で、オンラインの環境に最適化することを目指して開発してまいりました。そして、体験型研修をオンラインでも遜色なく実施いただけるようになりました。
オンライン体験型研修を、“内製”で
オンラインで体験型研修ができるようになったとしても、外注でしか実現できなかったとすると、予算の都合がつかなかったり、ノウハウの蓄積がなされなかったり、持続可能なものではありません。
弊社のビジョンでもありますが、内製で自社のツールとしてご利用いただくことにより、持続可能な研修を実施していただけると考えています。
体験型研修の魅力①“アクティブラーニング”
近年、人材育成では、アクティブラーニングのニーズが高まっています。
受動的で知識や考え方を知るのではなく、能動的に討論をしたり自ら体験したりすることで体得しながら学ぶことで、より効果的な学習ができるのです。
体験型研修の魅力②“アダプティブラーニング”
さらに、アダプティブラーニングとして個別最適な学習スタイルを実現することができます。オンラインで、かつ少人数で実施できるようなツールであるため、特定の学習ニーズがある人を集めて、すぐに研修を受けてもらう、という個別最適な学習機会を提供することができるのです。
おわりに
「あらゆる人に良質な学びの場を
対話を通じて学びの場を共創し、研修の持続可能性を探求し続けます。」
これは、弊社の経営理念です。
コロナ禍においても、環境や時代に左右されずに持続可能な研修をご提供できるように。
オンラインでしか研修を行なうことができなくても、良質な学びの場を提供できるように。
そんな思いを胸に、メンバー一同リソーシズを開発させていただきました。
リソーシズ説明会の過去資料はこちら
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公開日: 2021年5月31日