ゲームでビジネスモデルキャンバスを学ぶ | ビジネスゲーム研修で人材育成を内製化 | カレイドソリューションズ

代表コラム

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ゲームでビジネスモデルキャンバスを学ぶ

当社では、公には発信していないが、ビジネスモデルキャンバス(以下、BMG)を理解するための補助ツールを開発し、自社で使用している。以前行っていたずっともシーズン3向けに開発していたもので、2019年の秋には完成していたものだが、その開発メモを公開する。

BMGとは

BMGは、ビジネスモデルを理解する上で有益なツールで、以下のようなものだ。

その有益さもあってか、外資系企業では常識かのように資料に登場するが、多くの企業ではまだまだ認知度が低いように感じる。

ビジネスモデルキャンバスの詳細は、こちらのページで言及しているので、ご確認いただきたい。

BMGの認知度が低いのはなぜか?

認知・展開されていない理由には以下のようなものがあるのではないだろうか。

  1. 英語と日本語の対応関係が取れず、要素の意味がわからない。(語彙)
  2. 要素と要素の対応関係がわからない。(配置、つまりキャンバスの位置関係が理解できない)
  3. キャンバス上に要素を配置できない。(配置、つまりキャンバスの位置関係を表現できない)
  4. 配置がわかっても、その用途がわからない。(活用のための理解の不足)

上記のうち、BMGの研修では④を事例で行うが、①―③という「暗記」「つながり理解」が不足している。これをゲームツールで埋めたものが本ツールだ。分野としては、知識習得型に属するだろう。

BMGをゲームで学ぶ

当社では、BMGを気軽なゲーム型のワークで学ぶために、BMGのボードと、各要素のカードを作成し、Strategyzer様の著作であるBMGの知財に関する権利関係をクリアにし、上記の①から③を簡便に解消するツールを開発した。

細部については、説明しにくいところはあるが、簡単にいえば「パズル」をベースにしている。ビジネスモデルキャンバスというまさにまっさらなキャンバス上に、サイズの等しいビジネスモデルを構成する要素のカードを配置していくものだ。講義で言葉の意味を把握し、その後、位置関係を把握するためにワークを用いる。その後はワークシートで再現できるところまで到達できる。

本ツールを用いて、学生を相手に実践したところ、ものの数分で理解させることができた。

更に、完成したビジネスモデルキャンバスに一工夫を行うことで、ビジネスモデルを検討できる④に近いこともできるようになっている。現時点では公式に提供していないが、もし、ご興味をお持ちの方がいらっしゃれば、ぜひお問い合わせいただきたい。

—本コラムは2019/6/10の社内向け開発メモをアップロードしたものです。—

ビジネスモデルキャンバス補助ツールをリリースします

わかりそうでわからない「ビジネスモデル」とは?

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