当社が取り組むことと取り組まないこと | ビジネスゲーム研修で人材育成を内製化 | カレイドソリューションズ

代表コラム

COLUMN

当社が取り組むことと取り組まないこと

先日、「ゲームのオンライン化」はしないという宣言をいたしました。

これに対して、「カレイドはオンライン化しないの!?」といった誤解があるようです。私たちは「講義のオンライン化」は推進していき、そこでワークなどはもちろん行います。講義のオンライン化には、各社様がお困りの状況に対して、迅速に貢献できるからです。逆に、「ゲームの」オンライン化はしないと宣言しました。ただ、「ゲームのオンライン化」の意味がわかりにくいようなので、今回は講義のオンライン化とゲームのオンライン化について書きます。

ゲームのオンライン化ではないものとは!?

私の考える「ゲームのオンライン化」とは、オンライン上で「ゲーム」をできるようにすることです。なので、ゲームではない部分のオンライン化は含みません。具体的にいうと、手元にゲームを配布しておいて、ルール説明や振り返りを少人数での集合や在宅で行うといったものは、「講義のオンライン化」であって、ゲームというハードウェアが一切オンラインになっていません。なので、これはゲームのオンライン化ではないと考えています。

3月に行った4つ目の施策をプレスリリースしましたが、こちらは「講義のオンライン化」を用いて、少人数での集合や在宅で行う方法のプレスリリースだったわけです。

講義のオンライン化の3つのパターン!?

もう少し細かく言うと、オンライン化にも3つのパターンがあります。

  1. リモート形式のもの
  2. リモート形式のものには、オンライン会議やウェビナーがあります。これらの特徴はリアルタイムであることです。(オンライン会議やウェビナーの違いは別途詳細記事を書きました。)

  3. 動画配信形式のもの
  4. 動画配信とは、ウェビナーや別途作った動画を、時間指定なく、いつでも視聴できるようにしたものです。これはリアルタイムではありません。

  5. 混合型のもの
  6. リモート形式の中で、定型的な部分は動画配信形式を画面共有などを用いて行うものです。

講義をコンテンツとデリバリーでわけるとすると、研修会社のうち、特に講師の仲介的な役割を担っている会社は、知財の問題で自社のコピーライトで外部講師のコンテンツを動画化するのが難しかったりもします。当社はコンテンツホルダーですので、講義のオンライン化が比較的容易です。

ゲームのオンライン化にもパターンがある!?

ゲームのオンライン化(として捉えられるもの)には以下の3つがあるように思います。

  1. 完全オンライン化
  2. ▼ゲームそのものがオンラインシステムで動くもの
    ・ブラウザゲーム化(ブラウザ上でできるようにするもの)
    ・アプリ化(アプリインストールで行うもの)
     ※システム開発が必要

  3. 半オンライン化
  4. ▼ゲームの一部がシステムで動くもの
    ・投票や集計などの部分をシステム化し、それをオンラインで行うもの
    ▼ゲームのツールの一部ないしは全部を電子的にオンラインで提供するもの
     例)カードをスライド上で表示するなど、ワークシートなどはその限りではない
     ※既存システムの活用及びゲームルールの再開発が必要

  5. 非オンライン(リモート化)
  6. ▼ゲームはオンラインになっていないもの
    ・講義だけオンライン(講義のオンライン化)
    ・ゲームはハードとして参加者の手元に配布

これらのうち、私たちが明確に当面は「やらない」と決めたのは、1と2です。半オンライン化は、一見できそうに思えるものも多く、時間をかければできるものも多いのですが、大抵の場合、ルールの変更などを伴い、すぐにはできないものでした。こちらを気軽に「できる」と言ってしまうと、全ての研修について気軽な依頼が来てしまいます。このため、やらないことに決定しました。3については、知財や料金体系の壁など、超えなければならない壁はいくつもありますが、ものに応じて取り組んで行く予定です。

次回は、そのやり方の一例をお話したいと思っています。

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