昨年の今頃に「ビジネスゲームを学ぶ講演会」という企画を行いました。その中で「研修名はどのように決まるのか」という話題を少し盛り込みました。この話には少し意味があるように感じたのです。研修の名前にはいろいろなものがあります。まず、基本形を整理しましょう。大きく分けると4つあり、①学習内容、②効果、③対象、④手法になるかと思います。例を挙げると以下のようになりますね。
- ロジカルシンキング研修・・・学習内容
- 営業スキルアップ研修・・・・効果
- 3年目研修・・・・・・・・・対象
- ビジネスゲーム研修・・・・・手法
①~④はサブタイトルなどを駆使しながら、以下のように複合型になることも多いように思います。
~「あなたの話はよくわかる!」と評価される~
5年目営業担当者が抑えるべき論理力研修
こうした研修名が学習内容も効果も対象もわかる良い研修名のように思います。
ただ、ビジネスゲーム研修になると途端に「ビジネスゲーム研修」と手法のみが表示されることが多いのではないでしょうか。
ビジネスゲーム研修の研修名に
- 学習内容
- 効果
を使うとしたらどんな名前をつけますか?
「つけにくい!」と感じたなら、ゲーム研修の学習内容と効果が不明確なのかもしれません。
本コラムは、2019年にリライトしましたので、詳細はこちらをご覧ください。
公開日: 2016年6月1日