3つの経営シミュレーションで経営者育成!? | ビジネスゲーム研修で人材育成を内製化 | カレイドソリューションズ

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3つの経営シミュレーションで経営者育成!?

このところ、ランディングページと言って、ネット広告の受け皿となるウェブページの制作に力を入れていました。

ホームページ作成にも講演会にも会社案内作成にもいえることですが、「まとめ」的なものを作ると、その過程で頭の中が整理されます。

今回は、改めて「経営シミュレーション」を整理する機会に恵まれました。

そこで、経営シミュレーションについて少し書きたいと思います。

経営シミュレーションは、「経営者育成」と「ビジネスの理解」としての用途に二分される

「ビジネスゲーム」という言葉を聞いた時に、多くの方は経営シミュレーションを連想するようです。

経営シミュレーションは歴史あるものです。当社も経営シミュレーションと関わってずいぶん長くなってきています。

長い付き合いの中で、その使われ方も種類も様々だと感じています。

経営シミュレーションは、「経営者育成」と「ビジネスの理解」としての用途に二分されるように思います。

前者は、いわゆる次世代リーダーやコア人材向けの研修で、後者は比較的若手に使われます。

用途は大きく違いますが、使われるコンテンツそのものは実は変わらないというと驚かれるでしょうか。

この用途の違いについてのインサイトがまだなかったころ、私はまず「シンセサイザー」をお勧めすることがありました。

しかし、今ではシンセサイザーは若手向けには進めますが、経営者育成には勧めません。

なぜかというと、

経営者育成をするには、「会計」と「意思決定」の理解が必須

だからです。

会計に苦手意識を持つビジネスパーソンは多く、意思決定を学んだことのないビジネスパーソンは大半です。

この状態は、つまり「ビジネスの入り口に立っていない」状態と考えてよいとおもいます。

なぜなら、意思決定は、ビジネスの結果を導くものであり、会計は、その結果を記述する共通言語だからです。これがない人たちは、ビジネスパーソンとはいえません。なので、まずはここから学ばせないと経営者育成は始まらないのです。

弊社は「パースペクティブ」でここをカバーしています。

なので、弊社がお勧めする経営者育成の経営シミュレーションは、「パースペクティブ」を起点にします。

パースペクティブは、経営者育成の第一歩として、どこに出しても恥ずかしくない作品です。

しかし、運をゼロにまで極端化した結果、答えがあるゲームになったため、リプレイできないゲームになりました。

ここで、次の問題がでてきます。

それは、「意思決定と会計を学んだら次は何を学ぶべきか」という問題です。

これへの解は「反復」だと思います。何度もゲームを反復し、失敗と振り返りから学ぶわけです。

ここで当社の「ループ型」研修である「あかんたぶる」の需要が出てくるわけです。

このゲームは、何度も繰り返す中で、事業のライフサイクルとその局面における妥当な打ち手がぼんやりと浮かびあがります。

会計が分かり、事業のライフサイクルが分かった状態は、「強い」社員です。

その「強い」社員同士が競合となり、「シンセサイザー」で競争すると初めて「良い」場となるのです。

このように経営シミュレーションで経営者育成を行っていく際の定石が見えたのは、2015年の良い発見でした。

当社としては、これらを順を追って活用できるようにサービスのデザインをしていく必要性を感じています。

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