弊社ではたまに組織活性化の研修として、トナリノココロを使用することがあります。
部門全員に対してトナリノココロを実施するというものです。
同じ部門で実施すると、その部門が一気に変わるので、目に見える効果があるため、非常に好評なのですが、たまにご質問を頂くことがあります。
仲が悪い参加者でも効果ってあるんでしょうか
というものです。職場で会話をすることすらないそうです。
これについては、過去に実際にあった事例をご紹介するようにしているのですが、研修当日は、あまり効果があったように見えませんでした。
ただ、後日、両名が会話をしている場面が目撃されたとのことです。
これは小さい違いですが、大きな成果だと思っています。
相手から認められるのは、嫌いな相手であっても決して悪いものではありません。
嫌いだからこそ、関係をよくするためにあえて働きかけをするのが良いのですが、現実だと利害が絡むために働きかけが逆効果になることがあります。
また、嫌いだと接点を持とうとしないので、そもそもコミュニケーションの量が不足していることがあります。
こうした部分を日常の利害の絡まない疑似体験の場で体験したことで、関係をよくする順回転が回り始めたというのがあるのではないかと思います。
公開日: 2015年11月5日