当社のお客様で毎年当社のビジネスゲームをご利用いただいているお客様がいらっしゃいます。
そのお客様のところ新入社員向けに使っていただいている研修があります。昨年までは「院卒・大卒・高卒」で同じ内容を実施していたとのことですが、今年は高卒に工場見学のカリキュラムが入ったため、急きょクラスを二つに分けることになったとのことです。
その際、2クラスの反応が大きく異なったということです。このお話が非常に面白かったので、シェアいたします。
大卒以上のクラスでは、「答えがない」ことに抵抗がなく、ゲーム研修はこれまで以上に大成功という印象だったとのことです。
一方に、高卒のクラスでは、「答えがない」ことに抵抗があり、そこがないことでやや研修の盛り上がりに欠けたということです。
このお話を聞いたときに、色々なことを思いました。例えば、高校生までは詰込み型の答えがある勉強が多い一方、大学に行くと正解がないレポートなどを考えたりするから結果が異なるのかなどを考え、結論としては、対象者のこれまでの学習歴が異なるのであれば事前情報の与え方を変えた方がよいという印象を持ちました。
ただ、別なお客さんにこのお話をしたところ、「大卒の方が答えがないことに抵抗がありそうだけどなぁ」という声もいただきました。結局、高卒と大卒の反応の違いってどのようなものなのでしょうね。答えがないことを考えるのは楽しいです。
公開日: 2014年7月14日