ゲームの男女差について交渉チカラ試しの結果から振り返る② | ビジネスゲーム研修で人材育成を内製化 | カレイドソリューションズ

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ゲームの男女差について交渉チカラ試しの結果から振り返る②

前回のコラムを少し別な角度からも考えてみます。

ゲームの結果を見ると、上位には女性は1名で大半が下位でした。

女性が「競争や打倒する活動」を好きではないなら、活動に身が入らず勝負に負けることもありそうです。そしてそれは、「負けたら面白くない」という感情を引き起こし、ますます好きでなくなるという構造がありそうです。

ここで考えてみたのですが、負けたら男女に関わらず不満足になるとすると、男女の差は関係なくなります。女性だから好きではないのではなく、負けたから好きではないということになりそうです。はたして、下位になると満足度が下がるのでしょうか。

これを検証するために、上位半分と下位半分で分けてざっくりと比較してみました。

■結果①

上位:166点
下位:100点

これは、男女の差よりも顕著でした。

これだけをみると、男女差よりも、順位と満足度に相関がありそうにみえます。

もう少し確実なデータにするために、前回の結果も調べてたところ面白いことが分かりました。

■結果②

上位:166点
下位:166点

全く上位と下位で違いはありませんでした。

また、前回は女性は1名しか参加しておらず、その方の満足度は高かったのです。

とすると、順位と満足度にはあまり関係がなく、やはり女性だから満足しなかった可能性が高そうです。(統計の素人ですのでざっくりしていてすみません。分析してみたい方募集します(笑))

となると、結論としては、女性は「交渉チカラ試し」のような「打倒」系のゲームとの相性があまりよくなさそうですね。

一方、当社で実施している「トナリノココロ」や「イエナイヨ」といったコミュニケーション系のビジネスゲームの満足度は総じて男女に関わらず高いので、「経営シミュレーション」など競争系のものと女性の相性があまりよくないのではないかと感じました。

色々な角度で見てみると面白いものです。そして、ここからもう1つ面白いことが分かりましたので、もう1つだけ続けます。お楽しみに。

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