ポジティブ心理学(4)バウンスバック!について | ビジネスゲーム研修で人材育成を内製化 | カレイドソリューションズ

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ポジティブ心理学(4)バウンスバック!について

先日、ポジティブサイコロジースクールさんと提携し、当社のビジネスゲームを使った研修「バウンスバック!」をリリースしました。

「バウンスバック!(bounce back)」とは「立ち直る」という意味の英熟語です。

本研修は、聞き慣れない「レジリエンス」という概念をテーマにしています。レジリエンスは、聞き慣れないと言いながらも、徐々に注目が集まってきていて、google trendで調べてみると、こんな感じでかなり盛り上がってきています。


レジリエンスには適切な和訳がなく、説明に苦労しますが、「逆境から立ち直る力」というのが一番近い気がします。こう書くと、「それってメンタルヘルス研修?」という厳しい突っ込みがありそうですが、半分正しくて、半分違います。

以前、ポジティブ心理学(1)に書いたように、この学問が扱う領域は、旧来の「病んでしまった時の対処」も扱いつつもも、「日常生活でどのように過ごすと、『いざ、逆境!』のときにも健やかでいられるか」に重きが置かれています。(そういう意味では、逆境から立ち直る力の枕に「順境時、逆境時に」という範囲を書いた方が良い気がします。)

ここが既存のメンタルヘルスとは重点が違うところです。メンタルヘルスの研修と言われると、お客さんのお客さんである研修参加者は、「俺、別に病んでねーす」と言いたくなりますが、生活の質を高めるという切り口ですからとても受け入れやすいのではないかと思います。

研修提供をしていて大事だと思うのが、研修そのものよりも、研修が始まるまでに「期待感」を高め「行きたくなさ」を減らすことです。その点で「メンタルヘルス」とは異なるアプローチの本研修に、また、数あるレジリエンス研修の中でもポジティビティを高めやすいゲームを使った学習を使っていることには斬新さがあるのではないかと思います。

特に、当社の不動の売れ行きナンバー1であるトナリノココロに参加した後の参加者の幸せに満ちた表情がこの取り組みの成功をかなり保証していると思います。(ちょっと営業くさいコラムですが、ゲームというともすれば「アヤシイ」ものに「学問」の裏付けがついたというのは画期的なのですよ。(笑))

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