研修の場への固定観念 | ビジネスゲーム研修で人材育成を内製化 | カレイドソリューションズ

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研修の場への固定観念

以前、とある研修会社様主催でセミナーを開催したことがあります。その際の話なのですが、その研修会社の取締役が、研修の冒頭で唐突に参加者に謝罪をしました。

「今日は、このような会場レイアウトですみません。」

 
あとで伺ったところ、スクール形式ではないことに対する謝罪だったとのことでした。

正直なところ、驚きました。研修とは、話を聞くものだという固定観念があると、このような言葉になって表れるのだろうなととても興味深く感じました。

スクール形式にした場合、参加者のマインドセットは「話を聞く」になってしまい、参加しようというマインドセットはできあがりません。

また、会場に入った時点で誰も話していなかったら、その日は話してはいけないんだというマインドセットになります。実は、研修は始まる前から成否が決まっているのではないかと思う時があります。

当社は、音楽をかけてみたり、机の配置を工夫したり、声掛けして時には馬鹿話をしてみたりしながら、研修の開始を待つようにしています。お菓子や飲み物も自由ですし、ネクタイはできる限り研修中に外すようにしています。

「研修が盛り上がらなくてね・・・」とか「うちの参加者は受け身だから・・・」という発言はとても良く伺うのですが、実はそれは他責なのかもしれません。まず、変えられるところを変えてみると、意外に参加者は元気なのかもしれません。

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