弊社もそろそろ創業してから丸１年を迎えます。活動をいろいろと振り返る中で、面白いことに気付きました。
私のお会いさせていただいているお客様には、独立前からのお付き合いの方と独立後からのお付き合いの方がいます。最近、この独立の前か後かで取引関係に影響はあるのかなと思い、計算をしてみました。すると、古くからのお付き合いのお客様より、独立後からのお付き合いのお客様のほうが契約に至っている事例が多いことが分かりました。特に初回訪問から購買に至るまでの時間が全く違います。（長いお付き合いのお客様には少し失礼かもしれませんがご容赦下さい。また、研修会社様経由で仕事をすることも多いのですが、研修会社様から提示される講師料も独立の前と後では、約２倍の差があることに気付きました。これがなぜなのかなぁと思い、考えてみると、心理学で言う「初頭効果」が取引先としての評価及び講師としての評価に影響を与えているのかもしれないなと思いました。
人は、初めの印象に行動を大きく左右されます。古くからのお付き合いのお客様や研修会社様は、私を「前職の一営業マン」「駆け出しの講師」として評価しているのでしょうし、新しいお付き合いのお客様や研修会社様は、私を「経営者」「それなりに面白い研修ができる講師」として評価しているのでしょう。
このことに気付いて、改めて、「印象」というのは大切だと気付いたのです。初めてのお客様とお会いするときは今後緊張してしまいそうですね（笑）
公開日: 2009年2月12日
