今年もよろしくお願いします。
昨年は、新しいことに果敢に取り組めた一年でしたが、今年はそれらが多くのお客様に届き始める年になりそうです。今年も精力的に活動いたしますので、引き続きのご支援をお願いいたします。
営業開始の前日に年始の会議を行いました。メンバーが増えたため、昨年の印象的だった出来事の洗い出しとそこからの教訓抽出を行い、続けるべきこと、止めることを整理したり、今年の目標設定を行うなど研修会社らしい年始の会議となり、当社の提供する価値を改めて考える場となりました。
当社はゲーム研修の内製化を通じて
- 企業の課題解決
- 人事・人材開発のご担当者様の成長の支援
- 研修参加者の成長と幸福感向上の支援
をしている会社だなとメンバー一同で改めて共通認識できたのが収穫でした。
今年、新たに走りはじめる前に、昨年の活動の整理をしております。
1.各種講演会で登壇しました
ゲーム研修では、
- 楽しいだけで学べない
- 効果測定ができない
- 教えられるか不安
という懸念を表明されることが多いです。
なので、このそれぞれを解説しようという意図でこの2年間講演会に頻繁に登壇していました。
2013年のHRカンファレンスでは、楽しいだけで学べない研修を、学べるようにするには事前情報と振り返りが研修の効果を高めるという話をしました。その続編として、「効果測定ができない」という懸念を解消するために、研修の効果測定についてHRカンファレンス-春-で講演しました。
◆HRカンファレンス-春- “考えても答えが出にくい「体験型研修の効果測定」に考える補助線を引いてみよう”
https://www.kaleidosolutions.com/2014/05/post_229/
本講演では、冒頭に”効果”の定義について話し合いをしていただきましたが、このバラツキの大きさに驚かされました。まず、研修の効果を定義した上で話を進め、カークパトリックモデルの新版を紹介したりしました。
https://www.kaleidosolutions.com/2014/05/kirkpatrick/
◆HRサミット-経営ゲームを教えて実現!研修担当のキャリア開発
https://www.kaleidosolutions.com/2014/06/hrs2014_post/
最後に、「教えられるか不安」という懸念に対し、教えられるのみならず、ゲーム研修の内製化では、研修参加者の成長のみならず、登壇する講師側の成長も実現できるという内容で講演をしました。本講演では、「熟達者の思考の追体験」や、人事部員として重要になる「人間行動の理解」、ゲーム研修の効果の高さから得られる「自己効力感の向上」とそれから得られる「行動の強化」によって、成長がより成長を促すスパイラルに入れること、また、その結果、長期的に「能力向上による自己実現」がなしうることを説明しました。
ここまでで、私が講演という人前に出る場を使って自分の考えを整理するという目的は達成できました。ところが、多くの方から、「ゲームについて講演したことが一度もないね」と言われ、一度だけゲームについて話す場を設けようかと考えていた際に、最も「ゲーム」を端的に表現できる開発案件があったので、ゲストをお招きして解説しました。
◆HRカンファレンス-秋- “マーケティング研修は新時代へ!博報堂が知見を盛り込み開発した新しい方法論とは”
https://www.kaleidosolutions.com/2014/12/hr2014_report/
本講演内容は、ウェブにて講演レポートが掲載されました。
https://www.kaleidosolutions.com/2014/06/hrs2014_post/
ここでは、ゲームを含めた研修の開発にどのような経営資源が必要か、またゲーム研修ではどのような学びが得られるのかなどを「MARKETING jam」という新コンテンツを題材に解説しました。
https://www.kaleidosolutions.com/2014/09/post_246/
2.LudixLab公開研究会”すれ違いだらけのゲーム研修”で登壇しました
◆”すれ違いだらけのゲーム研修”でモデレーターとして登壇しました。
人事や研修業界の方へのアンケート調査結果を基に、ゲーム研修への誤解等を洗い出し、それを解消するためのイベントを実施しました。
主に以下のようなトピックが上がりました。
- 効果測定に関するもの
- 行動化・実務につなげるもの
- 気づき・学びに関するもの
- 振り返りに関するもの
- ゲームのメリット・デメリットに関するもの
- ゲームの類型に関するもの
これを整理し、
- 効果測定
- 学習転移
- 振り返り
- ゲームのメリット・デメリット
を解説しました。
3.雑誌に掲載されました
◆企業と人材12月号の特集「ゲーム研修の可能性を探る」に寄稿しました
https://www.kaleidosolutions.com/2014/12/post_66-2/
本寄稿では、弊社メンバーに、過去の代表コラムを整理してもらい、また、上記の講演群に登壇する中で、整理したことを一部抜粋し、難しい言葉を使わないことを意識してまとめました。
◆月刊事業構想8月号に私のインタビュー記事が掲載されました
https://www.projectdesign.jp/201408/plananalysis/001554.php
当社のパンフレットの考え方を取材頂きました。
4.5つのコンテンツをリリースしました
昨年は、人気のイエナイヨの用途拡張版である「イエナイヨ管理職版」、他社よりご提供頂いていたものを当社から正式提供しはじめた「解決昔話」と「アルティメットチョイス」、博報堂コンサルティング様と共同開発した「MARKETING jam」、新コンテンツの「あかんたぶる」をリリースしました。
1)イエナイヨ管理職版
https://www.kaleidosolutions.com/2014/09/ienaiyomgr_press/
2)MARKETING jam
https://www.kaleidosolutions.com/2014/11/marketing_jam/
3)解決昔話
https://www.kaleidosolutions.com/2014/12/kaiketsu-press/
4)アルティメットチョイス
http://www.kaleidosolutions.com/support/ultimatechoice.php
5)あかんたぶる
http://www.kaleidosolutions.com/news/press/accountable-press.php
5.武者修行型研修”交渉チカラ試し”を開催しました!
話し方研究所様とのコラボ企画、「交渉チカラ試し」を開催しました。
昨今、他社との共催型のシェア研修を模索される会社が多い中では先進的取組ができたと思っています。公開コースを定期開催していない当社では、継続的な実施は集客面で難しいのですが、ご要望が多ければ、また開催ができるかなと思っています。
6.オフィスを移転しました&メンバーが増えました
メンバーが増えることが見込まれていたため、年始にオフィスを移転しました。
想定よりもメンバーが増え、既に新オフィスも既に手狭です(笑)
メンバーが体験会で登壇することも増え、営業活動を止めなければ開催できなかった体験会もフレキシブルに実施できるようになり、コンテンツの増加に対応できるようになりました。
7.認定制度
当社のコンテンツの経験を証明する認定制度を開始しました。これは、当社のコンテンツに参加したことがある、登壇したことがある、登壇して高いアンケート結果を得られたという3点を認定するものです。
当社からの認定にさほど価値はないと私は思っていたのですが、殊の外「欲しい」という声が多かったため導入したのですが、嬉しいという声が多く、今後も継続していきたいと思います。
8.料金体系の見直し
これまで、レンタル(1回実施)・買取というシンプルな体系で提供していましたが、お客さまのニーズの多様化への対応と公平な料金体系を目指し、少し細かい料金体系に変更しました。
以上となります。
カテゴリー: コラム総合 ,代表コラム ,当社の経営を考える
公開日: 2015年1月10日