ビジネスゲームを使うと、クリエイティビティの高い方ほど、「カスタマイズしたい!」という欲求があるようです。私も良く分かるのですが、一番困るのはテストされていないアレンジです。ただ、大体カスタマイズしたいというポイントは決まっているように感じますので、このカスタマイズ要素を予め当社側で設計したのが「セルフカスタマイズ」システムです。
6月にリリースしたビジネスゲーム「エコーズ」では、「セルフカスタマイズ」システムという当社としては新しい要素を導入しています。
以下にリストを付けました。
固定費 | あり | なし |
受注 | 営業する | 営業しない |
損益計算書 | 使う | 使わない |
自社の経営理念 | 設定する | 設定しない |
この程度のカスタマイズが自由にできます。
ちなみに、本ゲームは、システム業界を舞台にした受注産業のゲームですが、営業して受注する会社と親会社から委託された案件をハンドリングする会社があるため、ここも自社の業態に合わせて選べるようになっています。
尚、本ゲームには別バージョンとして製造業版がありますが、こちらも上記と同じカスタマイズができます。こちらは、「工場カード」といって、自社のものつくりの技術の高い工場(固定費も高い)なども選べて、ゲームとしてはバリエーション豊かになっています。
カスタマイズというコア要素をあえて手放したことで少し幅が広がったかなと思っています。
公開日: 2013年10月3日