インターンを始める前の自分
就活に励む一般的な大学4年生でした。はじめは堅実な大手メーカーに入って安泰生活を望んでいたのですが、刺激的な社会人にたくさん出会い、いつしかその安泰生活が面白くない人生だなと思うようになりました。
最終的には「もっと自分の夢のため、そして人のために働きたい」という想いに至り、人材業界への就職を決めました。そして人材業界に行くと決めたからには「成長しなければいけない」という想いが湧いてきました。なぜなら人材業界は無形商材でかつ実力主義的な業界なので、「自分の力」がなければ自分の夢も人のために働くことも叶わないと思ったからです。
「入社までに成長したい!」という想いをもって大学4年の秋からここでインターンを始めました。
インターンを通じてどんな風に成長したか
主な仕事は「顧客接点を持つこと」です。顧客接点を持つ仕事とはすなわち会社の利益や業績に大きくかかわる責任感のある仕事で、本来は社長や社員さんがやるものです。その仕事を学生からやらせていただいたことで、他の学生では味わえない「達成感」を得られました。この仕事は大きく分けて2つあります。
①営業同行
社長、社員さんの右腕として営業に同行しサポートする仕事です。まず営業に行くために、企業に電話をかけアポを取ります。その際、各企業の持つ研修課題やニーズを上手く聞き出すことで多数のアポを確約させることが出来ました。また営業に行く準備資料として学生が企業分析をして社長にレポーティングをします。このレポートは営業トークや企業の研修課題を予測することに役立つもので、そのおかげで多くの企業から重要な情報を引き出すことに成功しました。
②受注完了までのサポート
営業で商談が成立したら、受注完了までの顧客との連携部分も担当しました。顧客からの要求に応えるためにメールで密なやり取りを行ったり、営業で引き出した情報をもとに顧客の上司を納得ささせるための資料作成にも携わりました。
このようにすべての仕事が業績直結であるが故にミスは許されず、社長・社員さんから厳しい指摘を何度も受けました。でもその分成長できましたし、自分のおかげで会社の業績に貢献出来た時はこれまで感じたことのない大きな達成感がありました。
成長できた理由・要因は?
「ミスを恐れない気持ち」を持てるようになったことです。ミスを恐れないで何かアクションを起こすことで、失敗してもそこから学びを得ることで成長できました。僕自身かなり慎重なタイプで、何をやるにも失敗しないことを考えてしまうタイプでした。
例えば電話営業では、初めは話したいことを頭で整理して、しかも紙に書き出して原稿を作ってから電話をかけるほどでした。しかし自分の仕事の遅さに気づきました。ベンチャーのスピード感はもっと早かったのです。そこでミスを恐れず「とにかくやってみる」ことにすると、失敗する回数は増えてもその失敗から学ぶことが多く、その学びがきっかけで成長することが出来ました。まだまだ自分のスピード感は改善の余地ありなので、スピード意識の働き方でもっと成長していきたいです!
私にとってインターンとは
人と違う存在になるための場だと思います。今インターンをしていて思うことが、「人とは違うモノの見方をするようになったな」ということです。
例えば大学の課題で資料を作っていても、インターンの営業の時に学んだ資料のまとめ方を活かして作成すると、他の生徒と比較した時に自分はより簡潔で分かりやすい資料作りができているなということに気づきました。
このようにインターンで学んだことは「周りの学生じゃ知らないこと」だらけで、インターンで成長するとどんどん差別化ができているような実感があります。就活をやっていた時も社会人になってからも「人と同じ存在にはなりたくない!」と思っている自分にとってインターンは最高の場だと思います(笑)。
この記事を書いた学生
名前:城所 優介(きどころ ゆうすけ)
学校:立教大学 経営学部
学年:学部4年
勤務期間:2018-09-19 〜 2019-03-31
当社のインターン生が書いたインタビュー記事を媒体「キャリアバイト」の「ストーリー」を掲載していました。
本記事は、キャリアバイトのストーリー機能が2023年に終了したため、インターン生に許可を取り、再度掲載したものです。
学校名、学年等は当時のものです。
関連リンク
【在籍インターンインタビュー】就職の確信的なイメージを持つには、実際に働くしかない。(K.T)
【在籍インターンインタビュー】何のためのインターンなのか(八陣拓摩)
カテゴリー: メンバーコラム
公開日: 2024年7月30日