最近、提案書について考えることが多くなりました。
とある会社から、提案書ダウンロードサービスというのを提案された際に、違和感を感じたのです。
なぜか?それは提案書はあくまでも相手あってのものだから。
提案書に定義があるのかは分からないですが、自分の頭の中にいくつか顧客向けの資料についての分類があることに気付いたので、アウトプットしてみようと思います。
まず、提案書とは、
- 「顧客のニーズ」を
- 「提供するサービス」によって
- 「どのように満たすか」が書かれているもの
なのではないかと思います。
この3点が書かれていないと、「提案書」の体をなしていないのではないでしょうか。
では、体をなしていないものをなんと呼ぶのかというと、私は以下のように呼んでいます。
- 提供するサービスだけが書いてあるもの→「説明資料」や「仕様書」
- 顧客のニーズだけが書いてあるもの→「確認資料」
提案書とは、「確認資料」と「説明資料」の両方を含みつつ、「論理」によって、「どのように満たすか」を説明している資料と考えられます。多分、この体裁だけがきちんと書かれているだけで、かなりの受注はとれると思うのですよね。
公開日: 2011年8月10日