以前、商談で「つるっつる人材」という言葉を聞きました。
意味合いとしては、引っかかるところがない人材のことです。例えば、自分の周りで様々な問題が発生していても、その状況に気づかない、ちょっとオカシイぞと思うことがないなどです。昔からの言葉でいうと、「フックがかからない」でしょうか。私はこの「つるっつる」という語感に大笑いしてしまいました。
ただ、この話は決して笑い事ではありません。こうした人材は多いのです。こうした人材には「自分ごと」が少ないのではないかと思います。自分の身の回りで起こっていることに対して「もしかしたら私に関係があるのかも」という思考が働かないために、何か重大なことが周囲で起こっていてもどこ吹く風なのです。このつるつるした状態を改善するためには、「ざらり」としたひっかかり、つまり「あれ、もしかしたら自分に言われているのかも」「あれ、もしかしたらまずいことが起きているのかも」「あれ、このままだと良くない結果がまっているかも」という「かも」を想定にいれることなのではないでしょうか。
この「かも」能力の開発に対して、問題意識が高まっています。これについて、社内でブレインストーミングを行ったところ、全部で4種+2つのバリエーションのゲーム開発が行いうることがわかりました。いずれも「ずっとも」シリーズ向きの短時間コンテンツなので、今後パイプラインに乗せていこうと思っています。
公開日: 2018年9月12日