ゲームのルールをうまく使うと参加者が動いてくれる | ビジネスゲーム研修で人材育成を内製化 | カレイドソリューションズ

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ゲームのルールをうまく使うと参加者が動いてくれる

ゲームで研修をする場合、「ルール」が予期せぬ働きをすることがあります。

ゲームにおいてルールは絶対です。

「ルールだから仕方ない」という理由で、普段行なわない行動を繰り返し行なってもらうことができます。

例えば、「モチベーションマジック」であれば、普段であれば、「なんだこれ。。。凹む」と感じて終わりになってしまう出来事に無理にでも切り替え方を考えるようにルールをうまくつかって方向付けることが可能です。

ただ、それでも難しいケースがあります。

例えば、「交渉」です。

ゲームにおいて、「交渉した方が有利にたてる」という設定があっても、参加者が必ずしも交渉を行なうとは限りません。

そこで、ルールを使います。

ルールには、設定情報が含まれています。

例えば、「あなたは、●●の代理人として『交渉』を行い、●●円を持ち帰ることを義務づけられています。」とするとどうでしょうか。

自分事が他人事になりました。

一般的には、他人事を自分事にするのが良いと言われることが多いですが、全く逆です。

他人になることで、「責任」を感じさせるのです。

ルールをこのように使うことで、自分事であれば、「まぁ、やらなくてもいいかな」と思うことを「やらなくてはいけない」に変容させることができるのです。

当社では、「パラダイス」において、この設定を使ったり使わなかったりするのですが、結果の違いは顕著です。

ルールのうまい使い方は他にも色々とありますので、都度ご紹介していきたいと思っています。

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